2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
上記への反論として、ポスト構造主義や構築主義でないと理解できないとnichijo_1さん。ですが、本質とされるものや付与のものをアンダーソン『想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行』ホブズボウム『創られた伝統』として脱構築している筈そのポスト構造…
かろうじてトラバは残して頂けてるみたい?*1だが、相変わらずコメント欄は締め出しなnichijo_1さんはなおもいう。「人文理系を問わずに「明確な定義でなければ批判は成り立たない」というのはかなりの問題があり、これこそが批判を停滞させるものだ。」http…
nichijo_1さんに依るとワタクシが増田に書き込みをしているとか。 http://d.hatena.ne.jp/nichijo_1/20080228052518 …いやはや、なんかいろいろ大変ですな。「直コメント」と「はてダ」、「はてなスター」、「ぶくま」と「ぶくまへぶくま」、「増田スレ」、…
また、ガンとして自己の無謬性への言及をゆるさない本質主義によって言説の中身を覆い尽くすような曖昧な言質も、相互批判にならない。セクシュアリティを本質とした数多のジェンダー論争の如く、それぞれのたこ壺でアイデンティティ政治化する。たとえ本質…
http://d.hatena.ne.jp/nichijo_1/20080221/p1にお邪魔してコメントした。 nichijo_1さんは、森岡正博『感じない男』*1の「射精神話」をひも解かれて、「女たちを批判するとミソジニーだと思われるという恐れ」=「ミソジニー批判拒否心理」を指摘する。その…
「相互批判が(少)ない」との憂いを記述してるからといって、「相互批判を展開される」気はかならずしも記述者にはないということなんだろうけど、では議論定義もされない「言いっぱなし」の「相互批判」はどうやって始まり帰結するというのであろうか?
趣味媒体が同じなので「やおい」が「腐女子」の親元と単純に思ってたけど、しかしそれではどうにも両者の主張するとこの筋がとおらない。よくよく考えてみれば、三無主義でエロ・グロ・ナンセンスなパロディ発「やま無・おち無・意味無」で元々アイデンティ…
倖田來未が「35歳まわるとお母さんの羊水が腐ってくる」とかましてバッシング。まー、「女は生む機械」並にどー考えてもこれはアウト。自身が否が応でも羊水腐る年齢になるってことはハナから頭になかったらしい、そんな彼女は25歳。唐沢俊一が「裏にはミュ…
ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル―フェミニズムとアイデンティティの攪乱』は「いかなるフェミニズムも女のセクシュアリティを構築し続けてはいないだろうか」と、男根主義者だけではないフェミ系が拠り所とする「男・女」というセクシュアリティ…
1852〜1986年『婦人生活』、1920〜1988年『婦人倶楽部』、1946〜1993年『主婦と生活』と次々休刊していった4大婦人総合誌の内最後まで残った1917年(大正6年)年創刊『主婦の友』が、この5月でついに休刊だとか。 近代モダンの中で「女性」とはどのような位…
多文化主義がすべての現代社会に突き付けている基本問題は1つだけ、すなわち近代性(モダニティ)の問題である。差異と同一性、平等と正義、相対主義と普遍主義、合理主義と主観性、市民性、論理、法、これらのものは、われわれになじみ深いものだ。近代的…
20世紀は人々の地域移動が絶え間なかったことで、それまで各地で固定維持されてきた文化がクロスオーバーし衝突する危険が増したとするニーアル・ファーガソンは、戦前の日独帝国主義の理想と現実を以下のように纏める。 ヒトラーの帝国は本質的に、「東方総…
西洋vs東洋の次に自由主義vs共産・社会主義という国際社会の2項対立で世界を把握するのがグランド・セオリーとなっていた80年代に登場したベネディクト・アンダーソン『想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行 』は、「国民とはイメージとして心に描かれ…
歴史編纂の仕方は大まかに分けると、1.地域的為政者同士の政治経済事件中心、2.為政者または重要事件当事者とその周囲群像、3.社会文化中心、4.最新理論による構造実証、になるのだとおもう。1は学校教科書のような通史もの、比較経済学派・マルクス主…