食品

●暫定規制値―――――――――――――――――――――――――
この数値は、ICRP情報を中心にWHO等の情報等含め、食品安全委員会が収集・分析し、元来の原子力安全委員会「飲食物摂取制限に関する指標」などから検討算出されたものだが、事故前の平常時の従来決定過程を経ていないことから「暫定規制値」となっている。
厚労省

  • 放射能汚染された食品の取り扱いについて 3/17 →サイト
    暫定規制値:3/15前後の排出濃度汚染食品を摂取し続けた場合

     【放射性ヨウ素甲状腺等価線量:50mSv/年
         飲料水:300Bq/L =1リットルあたり300Bq
         乳製品:300Bq/Kg =1Kg あたり300Bq
         牛乳:100Bq/Kg 原乳=300Bq/Kg
         1歳未満乳児が飲む粉ミルク:100Bq/Kg
         1歳未満乳児が飲む水道:100Bq/L(1歳以上300Bq)
         野菜(イモや根菜を除く):2000Bq/Kg
         魚介類:2000Bq/Kg
     【放射性セシウム】実効線量:5mSv/年
         飲料水:200Bq/L
         牛乳・乳製品:200Bq/Kg
         野菜・肉・卵・魚などその他の食品=:500Bq
     【ウラン】
         飲料水、牛乳・乳製品、乳幼児用食品:20Bq/Kg
         野菜・穀類・肉・魚・卵、その他の食品:100Bq/Kg
     【プルトニウム
         飲料水、牛乳・乳製品、乳幼児用の食品:1Bq/Kg
         野菜・穀類・肉・魚・卵、その他の食品:10Bq/Kg

厚労省


●モニタリング―――――――――――――――――――――――――
 農水省

 福島県

 茨城県

 千葉県

 埼玉県

 神奈川県

  • 県内で生産された食品の放射能濃度 →サイト
    牛乳、野菜類、肉、魚介類、茶葉


●解説―――――――――――――――――――――――――――――
 放射性物質に関する緊急とりまとめ3/29 食品安全委員会 →PDF
 飲食物摂取制限に関する指標 原子力安全委員会 →サイト
 基準値の根拠を追う:放射性ヨウ素の暫定規制値のケース 産業技術総合研究所 →サイト
 食品の暫定規制値は、「1年間摂取し続けた場合の値」でなく、「1回のイベントで汚染された食品をその後摂取し続けた場合」の値。半減期に応じて汚染がどんどん減り続ける前提なので、継続的放射性物質排出の場合には当てはまらない。
 セシウムは生物濃縮されるの意味 安井至:国際連合大学名誉副学長 →サイト


●通常値―――――――――――――――――――――――――――
 全国の食品の放射能濃度 一覧 →サイト
 野菜、魚肉、乳製品のヨウ素セシウム
日常の食生活を通じて摂取される放射性核種の量 RIST →サイト

 日本分析センター

 日本産ビール、白米の137Csおよび月別降下量の変化 放射線科学センター →サイト
 1959〜1967年のデータグラフ