食品
●暫定規制値―――――――――――――――――――――――――
この数値は、ICRP情報を中心にWHO等の情報等含め、食品安全委員会が収集・分析し、元来の原子力安全委員会「飲食物摂取制限に関する指標」などから検討算出されたものだが、事故前の平常時の従来決定過程を経ていないことから「暫定規制値」となっている。
厚労省
【放射性ヨウ素】甲状腺等価線量:50mSv/年
飲料水:300Bq/L =1リットルあたり300Bq
乳製品:300Bq/Kg =1Kg あたり300Bq
牛乳:100Bq/Kg 原乳=300Bq/Kg
1歳未満乳児が飲む粉ミルク:100Bq/Kg
1歳未満乳児が飲む水道:100Bq/L(1歳以上300Bq)
野菜(イモや根菜を除く):2000Bq/Kg
魚介類:2000Bq/Kg
【放射性セシウム】実効線量:5mSv/年
飲料水:200Bq/L
牛乳・乳製品:200Bq/Kg
野菜・肉・卵・魚などその他の食品=:500Bq
【ウラン】
飲料水、牛乳・乳製品、乳幼児用食品:20Bq/Kg
野菜・穀類・肉・魚・卵、その他の食品:100Bq/Kg
【プルトニウム】
飲料水、牛乳・乳製品、乳幼児用の食品:1Bq/Kg
野菜・穀類・肉・魚・卵、その他の食品:10Bq/Kg
●モニタリング―――――――――――――――――――――――――
農水省
千葉県
埼玉県
神奈川県
●解説―――――――――――――――――――――――――――――
放射性物質に関する緊急とりまとめ3/29 食品安全委員会 →PDF
飲食物摂取制限に関する指標 原子力安全委員会 →サイト
基準値の根拠を追う:放射性ヨウ素の暫定規制値のケース 産業技術総合研究所 →サイト
食品の暫定規制値は、「1年間摂取し続けた場合の値」でなく、「1回のイベントで汚染された食品をその後摂取し続けた場合」の値。半減期に応じて汚染がどんどん減り続ける前提なので、継続的放射性物質排出の場合には当てはまらない。
セシウムは生物濃縮されるの意味 安井至:国際連合大学名誉副学長 →サイト
●通常値―――――――――――――――――――――――――――
全国の食品の放射能濃度 一覧 →サイト
野菜、魚肉、乳製品のヨウ素とセシウム
日常の食生活を通じて摂取される放射性核種の量 RIST →サイト
日本分析センター
日本産ビール、白米の137Csおよび月別降下量の変化 放射線科学センター →サイト
1959〜1967年のデータグラフ