HOPEの行方

ロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領は5日、大統領就任後初の年次教書演説を行い、世界で起きている諸問題の原因は米国にあると非難し、欧州での新たなミサイル配備計画を発表した。
メドベージェフ大統領は、米国のミサイル防衛(MD)計画への対抗措置として、ポーランドリトアニアの間にあるロシアの飛び地カリーニングラード(Kaliningrad)州に短距離ミサイル「イスカンダル(Iskander)」を配備すると発表した*1
米大統領選については、「われわれのパートナーとなる米国の新政権が、ロシアと価値ある関係を選択することを期待する」と言及するにとどまった。

露大統領教書演説、欧州にミサイル配備へ
http://www.afpbb.com/article/politics/2535670/3498787

黒人は当然ながら強く支持しましたが、多くの白人も強く支持しました。彼らにとって、オバマ氏を当選させることは、自分が住むアメリカという地が、人種的に寛容で、依然として輝ける場所であることをアメリカの中と外に同時にアピールすることを意味していました。このような人々にとっては、彼を当選させることそれ自体が目的であったといえます。
一部の人は、オバマ氏が大統領でいてくれて、時々感動的な演説をしてくれるだけで幸せであり続けます。しかし、幻滅は必然的におきます。とくに、ブルーカラーの人々は、4年後、生活が相変わらず苦しければ、さっさと共和党に支持を切り替えてしまうでしょう。民主党内左派の人々は、オバマ氏が中道に行き、ましてや共和党と妥協ばかりしていると、彼を見捨てるかもしれません。

視点・論点 「オバマ政権誕生と課題」久保文明
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/13636.html

国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のナンバー2、アイマン・ザワヒリ(Ayman Zawahiri)容疑者は19日、ウェブサイトで公開された音声声明で、バラク・オバマBarack Obama)次期米大統領を非難し、アフガニスタンへの増派計画に対して警告した。ザワヒリ容疑者は、「(オバマ氏が)イラクから米軍を撤退し、アフガニスタンに増派する計画を発表したが、それは失敗するだろう」と語った。
ザワヒリ容疑者はまた、オバマ氏を白人の忠実な召使いを意味する「ハウス・ニグロ」と非難した。この言葉は米黒人解放運動指導者でイスラム教に改宗した故マルコムX(Malcolm X)が用いた。ザワヒリ容疑者は、オバマ氏が「イスラム教徒を敵にまわすことを選んだ」と非難。イスラム教徒らが、オバマ氏のイスラエル支持を「苦々しく思っている」と述べた。

アルカイダのナンバー2、オバマ次期米大統領に警告
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2540851/3542064

  

*1:ロシア外務省のグルシコ次官は9日、「米国がミサイル防衛(MD)施設を配備しないならばロシアにとってミサイル配備の必要性はない」と述べた。>http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081110AT2M1000310112008.html&cid=1251032064&usg=AFQjCNH2R1S9ML6FHLIkMc9yramLU9giFA