事故分析・解説

福島原発事故 →サイト 原発施設の事故経過と対応作業進捗状態まとめ一覧表●政府機関――――――――――――――――――――――――― 文科省 国際原子力事象評価尺度(INES) →サイト 財)日本分析センター 測定データで見る「過去の出来事」 →サイト 線量評価(試算)3/31 →PDF千…

評価機関

●首相官邸――――――――――――――――――――――――― 福島原発・放射能関連情報 →サイト 「計画的避難区域」と「緊急時避難準備区域」の設定について 4/11 →サイト 計画的避難区域について 4/15 →サイト 政府の計画的避難地域の暫定基準値:20mSv 平常時:年間1mSv以下に抑…

人体被曝

・胎児に何らかの影響がみとめられる推定量:年間50mSv ・ヨウ化カリウム服用:50mSv/h以上 ・発癌リスクが上がるとされる推定量:年間100mSv ・甲状腺機能低下症を来たすとされる推定量(IAEA):250mSv ・血液検査値への変動量:500mSv以上 ・致死相当量:…

食品

●暫定規制値――――――――――――――――――――――――― この数値は、ICRP情報を中心にWHO等の情報等含め、食品安全委員会が収集・分析し、元来の原子力安全委員会「飲食物摂取制限に関する指標」などから検討算出されたものだが、事故前の平常時の従来決定過程を経ていない…

土壌環境

福島第1原発構内における土壌中の放射性物質の核種分析の結果 東電 →サイト 文科省 福島第1原発20-30km圏内の土壌試料のPu、Uの分析結果 →サイト 福島第1原発事故に係る陸土及び植物の放射性ストロンチウム分析結果について →サイト 第一原発80km圏内測定マ…

海洋環境

●モニタリング――――――――――――――――――――――――― 文科省 福島第1原子力発電所周辺の海域モニタリング結果 →サイト 海域モニタリング行動計画 →サイト 海域における放射能濃度のシミュレーション →サイトJAMSTECのシミュレーション結果 文科省データ一覧 福島原発周…

水質

同一機関内の基準値で、レベルが複数存在することについて:平常時は「限りなくゼロに近づける」ことを目標にしてるが、生存の為のリスク最適化の為に(水分を取らなければ死ぬので)緊急時には「健康に影響が出ないレベルは維持」目標で暫定的に設定を切替…

塵・雨・汚泥など

東京電力によるダストサンプリング3/25 →PDF 都内の降下物(塵や雨)の放射能調査結果 都健康安全研究センター →サイト 埼玉県における降下物(ちり、雨水等)の検査結果 →サイト 茨城県 本県の流域下水道事業における放射性物質(脱水汚泥、焼却灰) →サイ…

拡散予測シミュレーション

放射性物質拡散予測、またはシミュレーションの解釈を間違えるとデマのもと 菊地誠:大阪大学サイバーメディアセンター教授 →サイト ●国内予測――――――――――――――――――――――――――― 文科省 海域における放射能濃度のシミュレーション →サイト 独)海洋研究開発機構(…

放射線モニタリンググラフ

各実測値情報を纏めてビジュアル化したもの 全国の放射能濃度一覧 →サイト 全国放射能情報 NAVER →サイト RADIATIONDOSE 日本の環境放射能基準 →サイト 東日本の環境放射能測定値の地図による可視化実験 →サイト 福島ならびに近県の放射線量マップ →サイト …

環境放射線モニタリングデータ

各地域での大気(空間)計測値 ●全国―――――――――――――――――――――――――――― 文科省 都道府県別環境放射能水準調査結果 →PDF 環境放射線データベース →サイト過去約300万件の国内調査結果 関係道府県のモニタリングデータと防災情報 →サイト 環境省 環境放射線等モニ…

自然放射線の量

自然界放射線量世界平均:2.4mSv/year(年間)=0.24μSv/h(1時間) →年間内訳:吸入1.3mSv、食物等0.35mSv、大地放射線0.4mSv、宇宙線0.35mSv―――――――――――――――――――――――――――――― 自然放射線の量 →サイト関西や中国地方は放射性同位元素を多く含む花崗岩地帯が…

放射線とは?

●放射線全般―――――――――――――――――――――――― 一般向け解説 放射線量チャート →サイト 放射線被ばく早見図 →PDF 暮らしの中の放射線 放射線科学センター →サイト 『身近な放射線の知識』放射線医学総合研究所編 第1章 放射線の経歴書 第2章 低いレベルの放射線の世…

震災リンク:放射線

いつの間にか時は過ぎて、季節は清明なんだが、まだ地面ゆらゆらしてるし、福島ではなんかダダ漏れてるし。…てなことで、にわか勉強する為の放射線まわりについての専門家リンク集。(→さすがにあふれてきたのでこちらで分割して継続更新) |放射線とは?|…

現在の在民管理制度と国家の狙い

1990年の出入国管理および難民認定法の改正では、外国籍の日系*1二世・三世とその家族*2が、「定住者」または「日本人の配偶者等」資格で許可された。>「定住者告示」の一部改正 http://www.moj.go.jp/NYUKAN/HOUREI/h07.html それまで研修目的で来日する外…

戸籍と出入国管理と「在日」

1945年、12月6日付法務府民事局長通達「朝鮮又は台湾と内地間における父子の認知について」で、「朝鮮人及び台湾人は、内地に在住している者を含めて全ての日本国籍を喪失する」と、最初のラインが政府内で定められた。 続いて1947年、大日本帝国憲法下で公…

国家による在民管理制度

「入管法」とは「戸籍」管理外の国内在住/在留の非日本国籍者管理なのである。だから、「戸籍」制度と「入管法」がセットになってようやっと、国内の全ての在民管理が成り立つ。すなわち、国家制度に於ける排外主義を考えることは、国内制度を、誰を国民成員…

改定入管法・入管特例法・住基法の成立に対する抗議声明

外国人登録法(昭和二十七年四月二十八日法律第百二十五号)最終改正:平成一六年一二月三日法律第一五二号http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S27/S27HO125.html 外国人登録法施行規則(平成四年十一月二十七日法務省令第三十六号)最終改正:平成一四年二月…

「反日上等」のリスク

政権交代して、反政府派になった在特会を始めとした排外主義者の行動が幾つか伝えられるにつれて、一部の左翼自称な皆様は色々「反日」思考拡大しブログなどで展開して「反日上等」情緒紐帯などなさっているようだ。が、蕨市から始まる在特会デモに於いては…

内と外の二元管理の泥縄ぶり

ちょっと、あんまりにもアサッテに先鋭化した議論方向にばかりにはてダ社会派が向かっていて現実問題が断片化して俯瞰で把握されてないようなので、事の基本を整理する為にちこっとアレコレ。

ホロコースト研究の新潮流

21世紀にはいって起こったヨーロッパ史学研究をとりまく変化とは、大きく分けて3つある。1.統一ドイツ後、東側で保管されていた資料が次々公開となり、研究が深化した*1。2.ECという政治枠組みが生成されその東方拡大は、ナチ犯罪の捉え方も、ドイツ1…

意図か機能か、不毛な歴史家論争

「絶滅命令」は具体的には、いつ、誰に、なにを、どのように、どこで、といったことに関して、人種絶滅作戦の総統指令を直接証拠づける資料がない中、ホロコーストが起こった要因について、歴史研究者の中では意見が2派に分かれた。「意図派」とは、ヒトラ…

ホロコースト賠償騒動

ホロコーストの生存者やその遺族たちが、自分たちの没収された財産について権利請求することそのものが問題で、騒動を引き起こすのではない。問題は、そうした遺族=相続人すらいない「相続人不在財産」を巡る所有権争いである。国際法も各国の法律も大体に…

ナチスの人種選別規定と運用

ナチスの人種差別法とは、1935年制定の「ニュルンベルク法」(ライヒ国旗法/公民法/ドイツ血と名誉を守る法の総称)を指す。その上で38年と39年に2つの反ユダヤ法が制定された。本文だけ読むと、ドイツ人とユダヤ人しか規定していないように読め、これを「…

歴史認識手法のおさらい

巷で喧伝されるナチ犯罪否定論の主な内容とは、大体以下のようなものになるだろうか。 1.ガス室は存在しなかったし、ホロコーストもなかった。 2.チクロンBは殺虫剤で殺人用ではない。 3.「ユダヤ人の最終解決」とは絶滅ではなく東欧移住。それ以外の…

ホロコースト・マトリックス

…と、大きく出ではみたものの、以下はその一端なのであしからず。 「ホロコースト」はユダヤだけ示す、果たしてそれが正しい歴史定説か?id:hizzz:20090309#p6への反論に対する返答を含めた、id:hokusyu:20090324、id:hokusyu:20090326、id:noharra:20090405…

トルコのEU加盟問題

ムスリムが国民の大半を占めるトルコは、1923年の建国以来、近代化、文明化の見本としてのヨーロッパに憧れ、その一員となることを目指してきた。さまざまな西欧化改革を断行し、西欧型の国家を作り、紆余曲折を経ながら40年以上EUへの正式加盟を目指しつづ…

ホロコーストと比較される、ムハマンド風刺画事件

南アフリカ聖公会大主教のデズモンド・ツツは、風刺画に対する憤怒を「その動機に対してではなく侮辱に対する反応」「起きたこととその後の余波がより深刻な病気な症状として見られてきた。もし関係が違ったものであったなら、風刺画は掲載されたなかっただ…

ヨーロッパで沸き起こるイスラーム・バッシング

ミッシェル・モールが事情収集した時に採取した、事件を纏める感想としては「それは結局コップの水を溢れさせる最後の一滴だった」という。911以降、ヨーロッパにひたひたと広まっていたムスリム・フォビアに、火をつけたのである。 トルコ&モロッコ出身者…

ムハマンド風刺画事件

ヨーロッパを駆け巡ったムスリムがらみの事件の二つ目。 事の発端は、デンマークで勃発した。子供向け絵本『クルアーンとムハマンドの生涯』用の挿絵を依頼したマンガ家達が、預言者ムハマンド*1を描く宗教禁止行為に抵触することを恐れて辞退した。だがイス…