海洋環境

●モニタリング―――――――――――――――――――――――――
文科省

 文科省データ一覧


東電 福島第一原発

国交省 湾港の海水放射線 東京、横浜、茨木、鹿島→サイト
気象庁 海洋気象観測船による定期海洋観測結果 →サイト
海上保安庁 海洋汚染の調査 →サイト
日本近海における海水及び海底土の放射能などの定点継続調査。ストロンチウム90、コバルト60、プルトニウム239+240の測定
水産庁 魚介類についてのご質問と回答 →サイト
放射性物質モニタリング、水産物検査結果、検査実施海域、海流図など

海洋環境放射能総合評価事業 〜h21年度 財)海洋生物環境研究所 →PDF
原発周辺の主漁場の、海水・海底土・海産生物の定期的調査分析一覧。
放射性核種による北西部北太平洋の堆積環境の変遷について 名古屋大学→PDF
海洋地球研究船「みらい」での調査
大気海洋変動観測研究センター 気候物理学分野 東北大学 →サイト


●専門解説――――――――――――――――――――――――
海産生物と放射能 笠松不二男:財)海洋生物環境研究所 →PDF
1950〜70年代の核実験の名残りで常に海水中には、約3mBq/L=0.003Bq/kg(1リットル=1kgとして)のCs137が含まれている。種類によって濃縮度は異なるが、魚の体内のCs137は0.04-0.67Bq/kg程度。
海域に負荷された137Csの影響予測 財)海洋生物環境研究所 →swf
チェルノブイリ事故前後の値と経年変動予測を基にした、海水&海産魚類のセシウム出現比較。魚の放射能汚染ピークは、事故収束から半年から1年後。
放射線影響と放射線防護 財)高度情報科学技術研究機構 →サイト
放射性核種の生物濃縮について
水産生物における放射性物質について 森田貴己水産庁増殖推進部研究指導課 →PDF
セシウムは、カリウムと同じ種類の一価の陽イオンなので、カリウムと同じような挙動を示し、体外に排出されやすい。室内実験値ではCs137の生物学的半減期は約50日。なので食物連鎖による魚への生物濃縮は農薬のような形では起こらないと推定。
福島の汚染された海水はどこに行く? 勝川俊雄 →サイト
水産物放射能汚染から身を守るために、消費者が知っておくべきこと 勝川俊雄 →サイト
チェルノブイリの湖の、被食魚は事故後2年、捕食魚は事故7年後で、日本の暫定基準値(500Bq/Kg)よりも低い値まで汚染減少。これらの淡水魚よりも、体内の浸透圧調節のためにカリウムセシウムなどのイオンを積極的に排出する海産魚は、放射性物質減少が早いと考えられている。日本近海の海産魚のチェルノブイリ事故以前濃度レベルへの回復時間は、スズキ1.7年、マダラ2.5年。


●予測――――――――――――――――――――――――
本州東方沖における本日の潮・海流予測情報 株)フォーキャスト・オーシャン・プラス →サイト

NEAR-GOOS 地域遅延モードデータベース(RDMDB) ユネスコ政府間海洋学委員会IOC→サイト
中国、日本、韓国、ロシアによる北東アジア地域の海洋/海上気象データ