2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本人の価値観最前線は下がりめ現状維持

…とゆー訳で、「国民性の変遷」調査、探してみた。其の名もそのものズバリ、統計数理研究所の国民性調査委員会が、1953年から五年おきに同じ設問をする「日本人の国民性調査」。最終調査は2003年。この世論調査は日本が先行しており、のちのアメリカGSS(Gen…

美しい日本さがしの旅

安倍の「美しい国、日本」というコンセプトは戦前の焼きなおしだということは、前にカキコした通り。>id:hizzz:20070126 「美しき日本(Beautiful Japan)」というポスターが第一義に観光ポスターであったことがポイントで、実は国民あげての美しい日本さがし…

安倍晋三の「愛国心」探し

第165回国会 安倍内閣総理大臣所信表明演説 「美しい国、日本」の魅力を世界にアピールすることも重要です。かつて、品質の悪い商品の代名詞であった「メイド・イン・ジャパン」のイメージの刷新に取り組んだ故盛田昭夫氏は、日本製品の質の高さを米国で臆せ…

長崎市長選の後始末

長崎市長銃撃事件も、とんでもない、あってはならない出来事だ。犯行声明文から「行政対象暴力」ということで、今のところ単独犯行とされているが、暴力団会長代行というあまりにも立派すぎる経歴に対して割の合わない動機ということで、いろんな「陰謀論」…

禍黄論再燃恐怖への過剰反応

バージニア工科大での銃乱射事件は、当人が自殺したので真相は明確にはならないだろうけど、容疑者は孤立していたようで「疎外感」が高じたものなのかな。事件自体は大変いたましいことだ。 韓国人・米国人でもない‘狭間世代’、米国で強い孤立感http://japan…

みんな「政局」が好きすぎる!

てゆーか、誰も法案のコトなんか考えてナイのだ。 ●報道された攻防の流れ(2007年) 1月26日 安倍首相、国民投票法案の今国会成立に強い期待感表明 2月15日 自公、法案を憲法記念日までに成立させる方針を確認 3月 8日 「対決姿勢のほうが得策」民主、法案成…

国民投票法案の審議具合

1953年1月 自治庁「日本国憲法改正国民投票法案(抄)」作成。http://www.k3.dion.ne.jp/~keporin/shiryou/kokumintouhyouhouan/04.htm 1997年5月 「憲法調査推進議員連盟(改憲議連)」発足。http://www1.sphere.ne.jp/KENPOU/ 1999年5月 自民、自由、民主…

民意は何処な憲法論議

前日、憲法調査特別委員会で自公「強行採決」された国民投票法案が、本日、国民投票法案が衆院本会議可決された。 http://www.asahi.com/politics/update/0413/TKY200704130227.html でー、安倍の横暴/右傾化と決まりのパターンでの抗議が護憲派からはわき…

不作為の政治劇場

「政治」も「政局」も、キライですが。。

クサっても慎太郎

という訳で、慎太郎三選である。慎太郎の対案/代案になりうる選択肢を誰も明確に示せず、マジョリティからすれば石原vs○候補ではなく石原vs反石原にしかなかったということが一番の原因であろう。しかも騒がれてる親族登用問題/経費問題は都政効果と比較し…

アゲンストウインドになる石原批判

都知事選に関して、「浅野氏は「福祉は私の本籍地」と訴えるが、福祉政策を望む人たちが最も支持するのは石原氏。」という報道がなされてたが、これは上記したことが原因ではないか。すなわち、新中間層没落の危機がメディアをにぎわしている昨今だからこそ…

戦後経済成長を映す慎太郎セカイ

なんでそんなに慎太郎が人を引き付けるかというと、彼が昭和の高度成長期の新中間層(都市ブルジョア)の勃興を体現しつづけてるからだ。>id:hizzz:20031128 「石原が表現してきた世界は、都市中間層の人物が中心である。湘南リゾート的で、生活の匂いがし…

オバサンが「ババァ」といわれて笑ってる訳

「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なる物はババア。」といっているのになぜ石原を支持しちゃうオバサンがいるのか問題。その中で書かれているとおり、なにも公然と「ババァ」というのは慎太郎だけじゃない。中には言われて喜んで笑っていることもある。 …

無意識過剰セカイのリアリズム

永遠の12歳、石原慎太郎。

タミフル騒動

ところで資金の出どころが問題となって妙なことになったケースとしては、いまもさわがれているタミフルがある。これは科学がガンガンに表に出て整理してく問題なんだけど、扇情政治主導で事態がよけいヤヤコシクなってる。 「タミフル脳症(異常行動・突然死…

メディア科学情報オンブズマン

『あるある大辞典』なんかの健康番組は、元々関心がなかった。特に最近はメタボということで体脂肪率中心でその数値に一喜一憂してるんだけど、アレってなんにもしなくても1日の内で数値が変わるんだけど。したから5%程度の変動は正に代謝誤差の範囲だろ…

多様性との棲み分け共生

なんで科学発達したこの時代に、擬似科学とかスピリチュアルとかエコロジーとか陰謀論とかの論理科学を偽装したセカイ系な諸説が百科撩乱になるのかといえば、そりゃあ、ポストモダン/多様性の時代だからだ。知恵=ザ・ブックといえば、『聖書』であり全て…

科学と倫理と社会

…と、タイトル大きく出たが、ワタクシはそのドレも関係ナイ立場だったりする、きらくな外野がわいわい。

炸裂する趣味の消費生活

前回60年代オタク話で書いた通り、現在の貧乏は昔の「食うや食わず」貧乏とはまったく違う。赤木さんのブログでかいまみる3〜4年遅れゲームハード機購入暦を「貧困」とする上の世代は少ないのではないだろうか。しかし、当人は新製品を横並びで買い替え続…

黒船待望論というファンタジー

両親とはソリが合わないし、車がないとまともに生活できないような土地柄も嫌いだ。ここにいると、まるで軟禁されているような気分になってくる。できるなら東京の安いアパートでも借りて一人暮らしをしたい。しかし、今の経済状況ではかなわない。30代の男…

スクラップ&スクラップのスクラップ

ネットでは、外山恒一候補の都知事選挙政見放送が話題。内容はアナーキーとか思想的にどうこういうより、しゃかりきにメンチ切る兄ちゃんのセリフ決まったねって感じ。皆一緒な80年代の『ビーバップハイスクール』のたわむれを思い出した。それが話題になる…