愛す・ダイエット

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血行がよくなる成分の入ったアイスを食べて、痩せようということ、らしー。

んがぁ、、、「モニター調査結果」の数値が、最大でも体重1kg減、体脂肪2%減なんかは、一日の間でもその位の変化あるもんな。いずれも誤差の範囲ってかんじ。モニターはたった10人で1週間って期間も短いし、気分なんぢゃないのかぁ?
近ごろのダイエットでは「体重」の他に「体脂肪」てえ奴の数値をうんぬんするのがハヤリで、体重よりもこっちの数値が強調されてたりするが、しかし、コレは問題である。正確な体脂肪率の測定はむずかしくって、市販されている体脂肪計は、大体の目安としかならない。近所の健康ランドにもおいてあって測ったりするけど、入浴前と後では、3%ぐらい数値は違うもん。それも、サウナや長風呂ではない、ごく普通に合計15〜20分間位つかってた場合だけど。なんでも、朝起きたては一番数値が低くでるらしい。横になって起きたということが影響してるようだ。そして、疲れたりすると数値が高く出るらしい。勿論食事した後も。ともかくそんなにデリケート?な計測値で一喜一憂する方が間違ってるのかも。
あと、その体脂肪と連動してるのが、「新陳代謝量」なんだけど、燃えやすいカラダをつくって、食べても燃えるから太らないという方向。それには「筋肉」をこさえましょうという話。それだけ聞くと成程なー、とか思ってしまうが、、、ちょとまてよ。なんか落とし穴がないかなぁ。
「筋肉」って重いぞ。そりゃ確かに筋肉量が増えれば体脂肪率は減るが「体重」は減らないだろう?むしろ増えるかも。しかも、一旦ついた「筋肉」って使わなければ短期間(1ヶ月位)で容易に「脂肪」に変化するぞ。

冬はともかく、高温多湿の日本で、んな、アイスたべてカッカしなきゃならないなんて、苦行だなん。そいでクーラー、ガンガンにしてたら、それってちっとも地球にもカラダにも優しくないぞ。夏はむしろ新陳代謝を抑えた低体温体質のほうが乗りきれるんぢゃあないのかなぁ、どうかな?
それはともかく、体重的には標準でもおなかぽっこりとかの部分ヤセが主流になっている風潮がある。そんなムチャクチャ太ったひとが主流ターゲットではないのだ。そしてそんなひとには、変化しにくい体重よりも「体脂肪率」の方が訴求効果バッチシ。あなたはこぉんなに脂肪ついてます、てのでビビリまくり。無論、身体が必要とする脂肪はある。
今までのダイエットは「食べないこと」が主流だった。たしかに、一番効果あるのは食べないこと=必要以上のカロリーはとらないである。しかし、これは、大変苦しい。継続できない。また、逆に過食/拒食もひきおこす。食べないという消極的な方法論だと、経済消費につながらない。ノンカロリー商品は数あれど、どれもマズイしね。それをなんとか消費に持っていく為には、ガンガン食べてバンバン消費する身体にしよう、その為に筋肉つけようということか。なんだかまことに不経済だな。それって、ホントに身体の為になるんだろうか?カロリーを消費する為に余計な筋肉つけ、その維持の為に運動を継続的にしないとなんないなんて。身体に余計な負担を追わせるようなもんぢゃん。いづれも運動性理学とかなんとか科学/学問的な見地をよそおってるけど、目的からしてなんか不自然。それなら食べて太ってた方がよっぽど生物としては自然なんぢゃなかろうか。「痩せる為の筋肉づくり」、それって、なんかヘンと、誰も思わないのかなぁ…。
てなことを、おもいつつ、だらだらとお菓子を食べつつカキコ。あっ、たんなる居直りにしか読めないって?ぶひぶひ。。。