うまい話には御用心!-軽急便

名古屋の立てこもり爆破事件。無論、犯罪は犯罪として検証されなければならない。自爆した男が犯人であり、その行為責任を問われるのは当然である。こういう時、えてして「会社」というちゃんとした組織のほうが正しくて(そんなに間違いをするはずがないという信頼)、50すぎの低収入の個人ほどブが悪い。しかし、映像は正直だ。この事件について笑いながらコメントした社長、口のへりを時折ひしゃげて得意げに「クレームがある」と犯人の勤務態度を記者会見した所長、押並べてなにかひっかかるものを現している。
そもそも、この「軽急便」というシステム、なんかおかしくないか?入会金を払い指定の配送車を買わされ、ようやっと仕事を回してもらえるという。サイトでは、独立/自営ぬぁんてコトがかかれてあったが、それって、テープリライターとかデータ入力仕事がコンスタントにあるといって、高額のパソコン一式ローン(=過剰設備投資)組まされてあとはチョボチョボってえのとどう違うんだろう?
自分の手持ちの車を利用するのならともかく、どう考えたって、車のローン+メンテナンス諸費用と宅配便1個の配送料と考えれば、あまりにも割の合わない商売だ。だいだい宅配便の配達人がドンな車で運んでこよーが、玄関先でのやりとりしかしない顧客は車をみるわけぢゃないから、関係ナイ。その開業に必須とされてる車種を紹介したサイトページなんて、まさに、ああ車をうって仲介マージンを取ることが重要なフランチャイズビジネスなのねんということがよぉ〜くただよってくるつくりである。
と、このページ http://www1.odn.ne.jp/kkb/kkb211.htm 、引っ越しましたとされるトップページhttp://www.kkb1.co.jp もなぜだか見れない。こういう時こそ、会社の姿勢がうたがわれるんだけどね〜。

仕事を請け負う条件として、入会金や指定機器の高額投資を要求するような取引に応じるべきではない。もしその指定機器が、請負仕事に必須なのか過剰投資なのかの判断が自分につかなければ、絶対それにとびつくべきではない。いまの御時世に於て、チャンスとばかりに目の前のニンジンに誘惑されて、得られる利益はほとんどナイと心しておくべきなのだ。この手の勧誘、仕事の割振りは相手の采配ひとつというところがキモである。そしてそんなトコと独占/特化形態をむすばされいいなりになるしかナイという上下関係に於て、いったいドコをみれば独立/開業といえるのであろうか。独立開業などといいつつそんなウマイ話をもってくる奴の利益のエジキにされる、あいもかわらず消費者顧客なのである。
フランチャイズとは名ばかりの「仕事」をエサにするぼったくり商法。したから、「ムキになりやがったカモられたヴァカな奴」という尊大さがどうしても言動のはしはしに現れてんぢゃないかのかな>社長&所長

軽急便ってどうよ?
http://s1.buttobi.net/whatkq/