googleフィルタリング

悪徳商法のウオッチサイトとして定評ある「悪徳商法マニアックス」の、一部がgoogleの検索に突然かからなくなったことに気付いたサイト管理人が、googleに問い合わせした処、「クレームが来たので、検索結果から削除した」という返答が。

この度ご指摘になったページは、日本の法律上、名誉毀損罪(刑法230条)及び営業妨害罪(刑法233条)に該当すると判断され、Google.co.jp及び弊社パートナーサイトから削除させていただきました。

う〜ん。やっぱやってんだなー。
ここでいくら Googleキタナイ!といったところで、キタナイもなにもGoogleと己とはナンの契約関係にもナイのだから、どのサイトのランクを上げ下げしようが、それはGoogleのmyルール勝手だったりするのだ。自己サイト内でリンクや引用をするか否かの行為と同じように。
/. に拠れば、独、英、から「悪徳商法」でググれば、google.co.jp、google.comの双方で悪マニのトップページが出てくるそーで、どうやらこの仕置き(^^;は日本国内の限定措置みたいだ。

Google八分の刑」では、ペナルティがリンク元にも遡及するというシステムをイメージしていましたが、今のところ、問題?ページ単独でPageRankが下がるだけのようです。「ペナルティ遡及」と言うのは、Googleからはじかれたページ(例えば悪マニ)にリンクするページも、同様にPageRankを下げて検索結果の後ろにしたり、結果から削除することです。PageRank算出のほぼ逆をやれば、簡単に実装できるはずです。

勿論、ここで問題なのは、「検索ロボット」が Googleエンジンに一極集中し、他の日本語エンジンが淘汰されて消えてしまってることだ。実装可能なコトは、いつかは実装されると踏んどいたほうがいいのかも。データの一極集中とは、「お便利」の裏腹のリスクとはこういうことを引き起こす。

検索エンジン相関図
http://seo.ecjapan.jp/product/am_chart.htm

本当に「良質」な情報は、漠然とした一括検索で一発ではあぶりでてこなかったりして、やはり情報が情報を呼ぶというルートが一番アタリがよくって、ワタクシとしてはあんまりGoogleはアテにしてなかったりもする。はてなが「人力検索サイト」なように、元々のネットの「口コミ」の網の目は、そー棄てたモンぢゃない。それもネットリテラシーの内とはいえ、いくつかサイトを巡ってると「このルートがにおう」というネット感、嗅覚で道筋が見えてきたりもする。(一歩まちがえれば妄想直行にもなりかねんが)そういう「核心」のアタリをつける目利き方法や発想の転換方法は、ネット外の通常の情報収集スキルと要は同じだったりする。だから便利なものに頼ってばかりいるソース固定な受容でいると、そうした能動感覚は育たない。ひとって奴はつくづく慣性の動物だからだ。
とはいえ、タダ鯖上のmyサイトが昨今のIT不況の統廃合のアオリで1年に3回も住所変更されるに至っては、「hizzzでサーチ」とゆーのが一番確実にたどり着ける方法だったりする(本人も覚えてないURL)。まーワタクシのサイトなんかドーデモいーよーな内容でGoogleで検索順位がさがろーがどーってコトないんだが、悪マニさんトコは、ネットワークビジネス等のウサンクサイ商売を収集し続ける大変有意義で公共性の高いサイトなので、微力ながら大応援。だから、ここで悪マニさんの資産を活かすのもハブにするのもネットリンク網如何ってことになる。
Google の秘密 - PageRank 徹底解説
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~baba/wais/pagerank.html