主体ズラシ

散々、カキコしてきた「降りる自由」話題も、朝日新聞のイラストを巡る派兵バナシに起因して東氏が出してきたもんだ。東氏が「ネオリベ」というズラシをまず行って、元々「ネオリベ」を共有する北田氏はじめ左派が「普遍」にズラシを進めた。その結果、元々の本題であるはずの「イラク派兵」はどっかにすっとんで、「降りる自由」を主語としたハナシにもっぱら始終しだした。
テント村の騒動も、「反戦運動を妨害する官憲の横暴」というトーンで盛り上がってるみたいだし。反戦デモも、デモを阻止しようとする機動隊との攻防ってことで盛り上がってるみたいだし。ソレ、なんか違うんぢゃないの?
そういう主体ズラシのコップ内ゲ〜ム、もしくは回避の為にバラまかれるエサに、むしろ反戦というPCをたてることにヤッキになっている反戦派のほうが急性にハマってんぢゃないのか、どうなんだろう?
何回もカキコしてるけど、そゆ事柄にヒキがち盛り下がりなのは、いっくらそれを「論破」してみたところで、前提論でしかないってことで、むしろ本論に突入したくないばっかりに、そうしたいろんな前提をクローズアップさせようとしてるってことが往々にして有るからね。そゆ欺瞞を知りつつなおも自己のPCをプライオリティとする為に、そゆものを利用してハバカラナイって「ふるまい」が、その「正論」中身はどうであれ、ワタクシはぐったり〜なんだなぁ。