電車男

各方面で「愛と感動」の大絶賛の嵐だった、電車男。ここは優しく笑ってみすごそーかとも想ったが、それでは「ヒネくれまくった」とか「いけず」とか一部方面(え?全方面的?)で言われているワタクシの書込キャラ(え?リアル人格的?)に反するので、期待に応えるべくヲトナ気なくつっこみをいれておくとしよう。
感想としては「なんだ、皆、変わりたいんだ」ってことかナ。内容がネタだろーが事実であろーがなかろーが、パッピーエンドか玉砕か、んなことはどーでもよろし。だってあの一連のハナシのポイントは、電車男が変わってく「勇気」過程が表現されてるトコだもんな。わかっちゃいるけどヤメられないとか止まらないといった自己執着による安心から外に出て関係呼応しようとして、実際にひとつひとつトライ&エラーしていく様が関心を呼んだんで。ジミチに変わっていくというのはどういうことかってことが、変わりたくても変われない人々にライブ感をもって伝わったからこそ、感動を呼んだ最大の原因ではないかな。
自分はそのままで、そのままの自分を相手が解れ=変われというのは、「相互関係性」という視点からすれば、カナリ御無体な要求なんだよね。関係を持つというのは呼応可能性ってことなんだし。でもそのことは、スレ住人も重々解っちゃいる、、、けど…、と。なんにせよ、判断と履行の間をどう克服して繋いでいくかって重要なテーマだよなぁ。