おどけた顔してババンバン！
『サンデー毎日』のつっこみ所満載ヨタ「かまやつ女VS六條女」。昨今の20代女性の二極化図式で、三浦展がカマし、宮台真司が解説。「かまやつ女」：人生降りる派、「六條女」：人生戦闘派ってことか。いやしかし、その図式に使われる表象がスゴイ。ぬぁんたって、ムッシュ・かまやつひろしVS六条華（東大卒セクシータレント＠ZAKZAK）なんだもの。うひゃひゃひゃ。「なぜその手法で実証しなければならないのか」って問いが。人生降りる派のラフすぎる風体がムッシュに似てるからそゆネーミングになったそーだが、その人たちは、きっと、たぶん、「ムッシュみたくなりたい」ってそゆ風体を選択してる訳ぢゃないだろう。
どーしちゃったんだ三浦展とかおもったけど、記事と違って三浦のレポ「増殖するかまやつ女」では「六條女」はでてこない。「かまやつ女」のカリスマはムッシュではなく土屋アンナとなってる。どうやらコンサバ＆ブランド志向（＝山の手モデル）以外の下北系古着コーデネイト、ピップホップ、ユニセックス、ヤンキーゆるゆるジャージ系をすべてひっくるめている模様。レポでは、出身階層は全国平均より下層という。…ふふん「かまやつ女」ネーミングは「小西康陽がムッシュをリスぺクトしていることが影響した」んだろーな＞三浦カルチャースタディーズ＜ねらい過ぎ
とすると、高卒低学歴層＆専修／短大／大学燃え尽きと、高学歴バリキャリとの文化資本階層の二極階層化ってことなんではないかな。どうやら「かまやつ女」レポに対比させる意味で、サン毎が「六條女」を出してきたことか。だから「六條女」の根拠は、六条華本人に語らせるしかなかったと。サン毎の読者ニーズとしては、圧倒的に「六條女」だろうな。デヴィ夫人みたいな「天下を牛耳る」欲望人生観だもんな。天下国家を標的にするという点で、サン毎の知的良識派ぶるルサンチ・ヲヤヂのセックス・コンシャス、賢くてエッチ（でもオレ様よりバカ）を表現する「六條女」は「同志」ってことなんだろーねぇ。まー頑張って下さい。「かまやつ女」は、頑張らないで下さい。いやそんでなんで「かまやつ女」が、ヲヤヂのコケンにさわるかっていえば、文化階層＝ステージが違うクセに、「六条女」（≒自分）みたく「努力」もせずに男女枠を「ボーダーレス」し自分＝男を無視して「楽してる」コトなんだろーな。「おかしい子供」vs「子供がおかしいといいたがる大人」ぱど厨問題みたいな構図そのものってことか。
id:urouro360:20040624#p1さんの「どっひゃー」に、ニヤソ。自己欲望に忠実な「自分らしさ」志向という点では、どっちも変わりないぢゃん。いちお宮台センセは、「もうカテゴライズそのものが意味をもたなくなった」とひとくさり。ん、したから「定点観測は無意味」と『アクロス』は休刊したんだしな。
※しかし、どーケチをつけおちょくり入れよーとも、六条サイト告知＆サン毎サイトでの全記事UPといー、いかにもネタにして下さいというシカケにのって、パフォーマティヴに「六条華」知名度に貢献してることにかわりないのら（悔）。
現代若者の意識と情報行動を探る
http://www.culturestudies.com/youth/youth04.html
三浦のレポ。最初の自己アピールから六条華との類似がにじみ出てる。
2004年度経済的理由での退学者調査
http://zenkyo.org/shikyoren/taigaku.htm
「新しいライフスタイルを求めて」調査
http://www.rochokyo.gr.jp/documents/lssum.html
平成16年版 青少年白書
http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h16gaiyou/h16index_g.html
※追補
…てなことで、『アクロス』最終号（1998年7月号）なんぞ、ごそごそとひっぱりだしてきて感慨にふけってたら、改めてurouroさんが、キッチリ総括なさっている。まったくもって禿同！＞id:urouro360:20040628
「サン毎が「六條女」を出してきたことか」上記したが、確かにサン毎記事では「三浦氏はこの一群を「六條女」と名付けた。」となっている。が、その例は六条華が語るダケ。サン毎の煽りでなく自発的にしても、裏付けサンプルが「かまやつ女」よりも更になさすぎで唐突。しかしちっともクロスもガチンゴもしないライフスタイルのドコが「追い込む“天敵”」となりうるのか意味不明。第３のコメンテーター盛山和夫の「高学歴専業主婦が教育ママ化していた。そういう人の方が子供に効果的にキャリアを積ませられる。逆に能力が高くても自身が働いていると、うまく子供の教育ができない場合もある。女性の社会的地位は結婚相手でも大きく変わる。」でヲヤヂの溜飲を下げる為のネタ出しっちう。。。_|￣|○
しかし毎日は『不平等社会日本―さよなら総中流』
Web across
http://www.web-across.com/
