ベンチャー博士の学校

構造改革特区制度で、株式会社立学校が認められることになり申請していた、カミオカンテの立役者、浜松ホトニクスの「光産業創成大学院大学」が、このほど正式認可
無論今回の認可の注目は、司法制度改革の一貫とした「法科大学院」なんだろーけど、ワタクシは権威主義強化ってことしか判らないなぁ。朝日の記事では、専門学校母体の3校が、その布陣のユルさを指摘されたことをクローズアップしている。「だから専門学校アガリは…(藁」っていう文部省&ジャーナリズムの権威主義が容易にみて取れるから、ケッ、なんだかなぁ〜ってカンジ。
id:hizzz:20041011#p2でカキコしたが、浜松ホトニクスの英断があって始めて小柴昌俊のプロジェクトは具現化した。物理と生物という分野が違えども同時にノーベル賞の栄誉に輝いた田中耕一の理論が島津製作所の中で活かされなかったのと対照的なことなのである。「光」分野では、CTスキャナを初めとして日本は先行する理論は幾つかあるが、それが具現産業化したのはアメリカであった。そういう経過に置いて、この会社がベンチャーを根幹に据え、生徒全員にベンチャー創立を義務づけ博士課程3年内に黒字を目標とする産学密接形態をカタチとした。
…しかしJCR格付では、このせーかどーかは知らんが最近研究開発投資が大きすぎるとA−に降格。世の中ままならないのー。あははははは。