心神喪失者処遇法案、参院法務委で強行採決

http://www.asahi.com/politics/update/0603/005.html

池田小事件のような重大凶悪犯罪を起こす可能性のある精神障害者をどーするか?という法案。いやしかし、かの事件被告人はいまのトコ「心神喪失者」として裁判では認定されてないようなんだけど。大体、措置入院ダケあってその他がナンもなかったというのも無体なコトながら、だからといってこの法案みたく全部「入院」させて、社会復帰のケアもなんもない状態は野放しというのなら、とどのつまり病院があふれるダケのことぢゃん。
といって「人権」「人権」をガリガリ言立てる一方の反対運動もどうかと。完全無欠な完治治療も安全も有りえないというとこから、具体的にでは社会と精神障害者との繋ぎ方のハナシ始めないとなんだか…。
安全第一派も人権派も、自分の「配慮」を声高にもとめて、社会と(そういうお互いと)繋がろうという「配慮」がどうにも見えない。どっちもガリガリとした「正論」ばっかりの二項激突で、精神障害者をとりまく日常生活を置いてけぼり放りっぱなしという、犯罪も安全もソコから発生するという問題そのものを隠蔽する結果となってやしないかなぁ。


昔のカキコを再録↓