80年代以降のやり過ごし方

それで、「対幻想や融合の先にはシニカル/破滅しかない」と解ってしまったひとはどこいったのか?

  1. 1.「〈個〉として他の〈個〉を認知」出来、早々に80年代ステージから脱出して〈個〉のフィールドに向かった。
    →(本来的な意味での)クリエイティブ、エバンジェリスト

  2. 自分に似合う〈個〉を探しにいった。
    →アタシ探し、オタク、DIME、ファンシー、乙女系

  3. 〈個〉を探しあぐねて〈私〉に向かった。
    →内輪群れ、スピ、ワセダ、メンヘル系、ヤンキー、サークル活動系

  4. なにすんのもダルイので〈個〉は諦めた。→こもり

  5. 〈個〉は諦め〈公〉に向かった。→伝統回帰
今、関心がもたれてる80年代ブ〜ムっていうのは1.〜2.あたりのほんの一部の、それこそスノップの現象でしかないのではないんだろうか。80年代を風潮してるひとは、自分がそのオピニオンゾーンにいたかのようにふるまってるけど、1. なんかホントにわずかしかいなくて、数多のボリュームゾーンとしては、2.〜3.の辺を行ったり来たりして、適当につまみ食いしてなんとかやってきたって、そんなところなんじゃないのかなぁ。
(最近のまったりヤンキーは4. 色がかなり強いんだけど、一応3. に入れときます。)