イラク人質殺害確認喜悲劇

今回の事件はid:hizzz:20041030でカキコしたが、その後31日バグダッドで発見されたアジア人らしき遺体は、香田証生さんと指紋照合されたらしい。最悪の結果が確定しつつある。そのひとがドコのダレであろうとも、改めて故人達の御冥福と遺族へお悔やみを申し上げる。
さて、「香田さんらしき遺体」をめぐる、米軍〜日本政府の情報錯綜ぶりには、怒りを通り越してただただアキレる。最初にクエートに運ばれた遺体を日本大使館の医務官が監察したところ、推定50代前後の身長も違うハゲ頭のアジア系でないアラブ系だった、そーな。どーゆ監察をしとんのだぁ米軍担当官!いっくらアジア系(アラブ系も広い意味でアジア系だけどね)は欧米系に比べて若くみえるからとて20代と50代を同一にするというのは、いくら拷問をうけていたとて、特に男性ならば肌のはりつやひとつとってもあまりにもアバウトすぎるだろう。米軍にはアジア系はいないつーんだろうか?香田さんには小さいハゲがあったらしいが、それをもって身体特徴が一致したと伝言ゲ〜ムしたのであろうか。でー、ひたすらその米軍情報を信じて、遺体確認を発表してハゲハゲいいまくった日本政府。で、結局は、イラク警察がバグダッドで見付けた別の遺体が、香田さんであったと。
…要するに、イラクに於ける米軍の情報解析能力とはそゆ底レベルであり、その底レベルをひたすらたのみとした政府が強調する日米の復興軍事協力の情報疎通ってトホホ以外のなにものでもないってことだ。
政府/民間を含めて、日本はドコにコミュニケーションをしていけばいいのか、もっとちゃんと考え継続実践していかなければ、なにしても激情型「ショーザフラッグ」の一過性デモンストレーションで終了だろう。