善玉と悪玉

日本=フジヤマ・芸者・ムスメ=美しいもの。ハイハイハイ。で、日本のオトコわ???
これが、ジャポニズムライクなイメージではなんか、どーも、登場してこないんですな。答えは簡単。愛でる側=男の対象物は〈女〉で、野郎はアウトオブ眼中。西洋女性にとっても、ムスメが着飾っている着物や陶器や浮世絵程に、日本「人」そのものに美を発見できなかったんですな。あまりにも「異者」すぎた模様。残念ながら。
ところが日露戦争に参戦し、西欧の注目株となった。やるやないけ、ケナゲやないかい、と。

これは睦仁(明治天皇)。同じくドイツ製。し、しかし、、、ぷぷぷ。宝塚、てゆーか「竹の塚歌劇団」だよ、この顔わ。そーか、日本のオトコを美化すると「竹の塚歌劇団」なのか。スマップは正しかったんだな。
大学生「御真影」知らずなんてニュースになってるが、睦仁の「御真影」は、写真を基にイタリア人御雇画家のキヨソーネが美化して絵をかいて、それを写真にとったものが国内外に正式な天皇肖像として流布されたもの。でー、それをさらに割り増ししまくって、こーなっちゃった、と。
んがっ、折角?の「竹の塚歌劇団」も長くはなかったのだ。最初はエライ先生(=西洋)のいうことをよくきく陶器のように繊細で愛らしくオリエンタルな優等生だったのに、いつのまにか教師たる自分を脅かす存在に変わろうとする。

黄禍論で、一気にイエローモンキー化。まーこれはよくみかけるイメージだな。ドイツ製。日露戦争の後、第一次世界大戦では日本は英国と同盟結んだから、ドイツにとっては敵国そのものだ。
いや、しかし、その後、第二次世界大戦では三国同盟結ぶからドイツとなかよしになるぢゃん。すると「竹の塚歌劇団」復活なるかっ??期待に目を輝かせてみる(るんっ)






大魔神、だった。