サブカルオタク

さて、『TVブロス』は、F1層向けのメジャー番組は特集しないものの、あくまでもTVというメジャー媒体の中でのコアでマイナーな情報を扱っており、いってみればそれはサブカルであり、オタク雑誌ではない。しかしそこにライブハウス・ロフトプラスワンの超Z級映画や鬼畜系緊縛イベント告知され、濃いオタク達とサブカルなブロス君が大爆笑しつつダメダメ映像を楽しむ機会がやってくる。また、東大教養学部では「オタク文化論」ゼミが始まり、アカデミック分野にも進出を果す*1ワンフェスコミケといったイベントも次第にメジャーとなり、そのような各オタクイベントに参加することがオタク活動となってきたひと、ワタクシはこれを前者と区別する為にサブカルオタクとする。
このひとたちは、元はブロス的なメジャー文化の重箱隅乗りが高じてオタッキーとなったり、またその自分の得意ジャンルが自己の状況により変化することもあり、そういう意味ではサブカル趣味的行動に近い、サブカルとオタクの境界例ともいえるのであろう。そうして、真正オタク道に突き進むよりも、こうしたライトな感覚にとどまるオタクが増えてきた。>サブカルの変遷id:hizzz:20040109

*1:これが日本のカルスタの大素地であることには違いがないと思うのだが、社会学問の西洋コンプレックスの現れか、ひたすらイギリスのニューレフトの流れをくんでないと無視した学問になってるつーのは、ポスコロ的に見ていかがなものか、と小一時間。。。