プチクリ

あ、さて、上記のような表現系な夢をかかえてるけど、なにをどーしていいか分からない人には、岡田 斗司夫『プチクリ!―好き=才能!』 公式ページ
まあ、それ一本やりで糊口をしのいでる「クリエイター」も基本はこれだろう。中で、ステーヴン・キングの「才能」についての一説が引用されてる。

才能というのは、研いでないナイフのようなものだ。毎日、ただ毎日書き続ければ、そのナイフを研ぐことができる。人によってナイフの大きさは違う。しかし研いでみないことには、そのナイフがどんな形なのかわからない。小さくてよく切れる果物ナイフなのか。巨大な岩もまっぷたつに切り裂く大ぶりの刀なのか。才能のある・ないというのは単にこのナイフのサイズのことだ。大きな刀なら歴史的な大作が書けるだろう。でも小さいナイフでも、本を買ってくれる人を一晩夢中にさせる程度の作品を書くには充分だ。だからナイフのサイズが問題じゃない。それが本当にナイフか、つまり「研がれているか」どうかが問題なのだ。だから大事なことは、ナイフを研ぐこと。毎日書くことである。

「ヤレば分かるさ」猪木ですな。そして、必要なのは「才能」ではなく、自分の才能と努力を作品の中に定着させる「コントロール力」であると岡田はいう。で、それ=「コントロール力」が結果的に、クリエーター能力となる。確かに、別に「クリエイター」(何度カキコしてもこっぱずかしーカタガキだ)でなくとも、単にシゴトの能力とは、自己コントロールであるといいきってかまわないであろう。
しかしアマゾンの「この本を買った人はこんな本も買っています」一覧は笑える。あはははは。