誰の為の再チャレンジ

教室にゴミがなく、机がちゃんと並び、子供の身だしなみがきちんとして授業に集中している以上のことは望んでない。

渡辺美樹
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/mori/news/20061118ddlk14040123000c.html

身だしなみとかゴミの始末とか机を並べるとかって、学校の責任だったのかという驚きがあるんだけど、渡辺社長。てな訳で、学校教育は、学問ではなく規律道徳強化の方向なんだけど。それで、企業が雇う気のない既卒無業者は、24年前からの未履修卒業者がスルーされてしまうように、行政機関の採用枠や「再チャレンジ支援税制」の対象から、仕事・通学をしていない「ニート」や、定職を持たない「フリーター」は、厳密な定義分けがむずかしいということで、外されてしまって、結局無策。チャレンジなし。
そこは自己責任で、ワタミのような外食産業で、日々黙々働けってことで、自主性に任されるのかな(苦笑)。
とってつけたように労働審議会は、年長フリーター雇用促進政策として応募可能年齢引き上げを提案してるが、求人性別条件と同じくなんの罰則もない「事業主の努力義務」なので、ただちに採用年齢の幅に反映されることにはならない。