自治労を道づれ

年金番号統合時の不備を管直人におしつけることに失敗した自民党は、今度は社保庁の労使協定を持ち出して、民主党攻撃。
社保庁労組、残業へ 年金相談、休日も返上
http://www.asahi.com/special/070529/TKY200706070542.html
残業することがニュースになるなんて、なんてシビレルハナシであろうか。厚労省故に、日本一、下々の見本となるべく厚生に厚い労使協定を取結ぶ要請はあるであろうが、しかし4千字以上の打ち込みをやらないとかいろいろ細かい規定が出てきているそれは、時節にそぐわないことおびただしー。そういえば、8〜9年前になるが、某社会保険事務所に所用でいったところ、業務時間は17時までなのにどういう内部規定か判らないが16時過ぎたらモニタにカバーをかけて業務終了しており、データ照会は出来ないと窓口でいわれる経験をした。
24時間「年金電話相談」のおマヌケ対応
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070610-00000014-gen-ent
しかし、多発してる入力ミスや原簿廃棄問題は、はたして労使協定のセイなのか?どういう風に人員をマネジメントするかは、使われる側でなくて使う側の管理能力のハナシなのではないか。人員が足りなければしかるべき処置をとる側=管理者の責務だ。氏名の読み方の確認方法や入力後の確認作業等、最初にきちんと想定される事例を盛り込んだプランニングをしないで、現場まかせの処理の労使共々無責任なやり方が通例になっていたということだろう。労使共々2重3重のバックアップをマネジメント体力に求むよ。
自治体が違法な徴収例「消えた年金」一因か
http://www.asahi.com/politics/update/0610/TKY200706090285.html