東洋は西洋を着こなせるか

70年代の広告は、西洋&第三世界といった外界への視線、ドミニク・サンダフェイ・ダナウェイという自由に挑む女とまったく異る、上村松園鏑木清方ライクな不変のひっこむ女を表すきものシリーズというのが平行してPARCOに存在していた。「死ぬまで女でいたいのです。」「恋ひとすじ、生きてみたい。」「いや、いや、大人になるのは嫌です。」…動と静、矛盾したそれがセットでなければならなかった。百恵のヒット曲がまさにそうだけど。「ディスカバー・ジャパン」この部分って結構重要なポイントなんでないだろうか。