話法

id:hizzz:20040904#p1でもカキコしてんだけど、id:kmiura:20040827でカキコした「〈個〉のスタンスの幅の取り方が、縦(=唯一の我)か、横(=われわれの中の我)か」が、言語とそれを使用する者とのアイデンティティのスタンスの違いが一番大きく関係してくるものだと考えた。
そしてそれは、思考道具としての言語使用の目的意識の違いに顕著に現れる。唯一の我でローコンテキストが好まれるという文化習慣は、「我考えるゆえに我有り」でプロセスを含めた思考を他者に出し比べてそれをもって発想そのものの普遍性コミュニケーションで繋がるのではないか。それに比べて、ハイコンテキストな村的セクト的文化習慣にはまっていると、任意共有された思考結果バリエーションでもって他者と比べて我を認証してもらうという個別人格コミュニケーションが目的となっていることが多いのではないだろうか。
「プロセスを含めた思考」を語ろうとすれば「認識〜行動に到る間=思考に存在する道筋・脈絡・構造」ということが述べられなければならないし、「思考結果」で会話目的を達成できうるならば、若者の「キモい」「うぜぇ」「たりぃ」「かあい〜」とか、2chの「おまえモナー」とか、id:kmiuraさんがお書きになられてる「姉妹型」会話とかで、ちょ〜OKなんである。