長寿社会

戦前の新聞雑誌なんか読んでると、「老婆がうんぬん…」ってカキコしてあっても、その老婆たるや40代前半だったりする。いまの40代にんなこといったら殴り倒されるぐりゃあぢゃあ済まないであろう。
その位の年代は、もう家庭にいてヤルことはなにもない。肝心の夫や子供は会社や外でのライフスタイルが確固としてあって、自分は家の中で、節約にも家事にも放蕩という、独り遊びをしてるにすぎないことに気付く。そして自分はまだ若く存分に気力にあふれている。気力があるから、膨大な暇に気付き退屈なのだ。自分が必要とされる介護者がいないかぎり、ライフスタイルを求めて自分も外に出て行くしかない。有る意味、3〜40代でオレはこんな無能な連中の中でこのままの人生を終わってもいいのか?とドロップアウトするリーマンとその構造は同じである。あるのに両者は一番遠く解りあえず、時にはそんな異性を夫婦間でバカにしたりもする。しかしそれは自己投影にすぎない。
前に人生90年時代が到来しているとカキコid:hizzz:20041130したが、男性だって女性より長寿ではないものの、殆ど同一なのである。そして、男性は子育てだの更年期障害だの閉経だのといった歴然とした身体機能変化がこない分、始末が悪い。自分の老化に鈍感なのである。若者のカキコを読んでしばしば失笑にたえないのが、なんと自分はずーーーーーーーーっと10〜20代の理想の自分やっていけるモンとデフォルトで思っていることである。ま、最近はそういう女性もいるんだけど、総数としては圧倒的にそゆ男性が多い。