行為主体の意識

上下左右遠近等恣意的序列二者関係or排除な中で、制限規制行為を必要とするそれぞれの立場での動機をワタクシも考えてみた。(→:やること)

●個 人
安定した社会関係の内部でのみ人を信頼し、スタティックな関係が続くことを嗜好する
→自己正統化(全能感充足)の為の、恣意的上下強弱関係を可視化させることによるポジション取り

●共同体
信頼関係は希薄だが、濃密に密着演出で「仲良し」同類項共同幻想がなされようとする集団
→集団的エクスタシー(祝祭)の為の、共感ターゲット=生贄づくり

●世 間
スタティック=「和をもって尊しとする」と、ポジション=「分」という上下強弱関係序列の2つの軸を相互忖度して安定を図る=謙譲の美徳
→そこからハズれようとすることに対する、制度側上位からの「コントロール

●社 会
社会に対等対峙する〈個〉人格(=自律)を現すことのいきづらさ、個人と社会の利害の対立
→世間の「上下強弱関係」=序列関係づけ(格付け=分)で包摂される、第三者(社会)の不在
※この場合の「社会」とは、個人&共同体&世間の結果総体としての社会現象とした。