学卒無業者

新知識=学問を身に付けさえすれば、即、生活の糧とならない現代で、かっての既得権益=身分に見あった利益を長々と主張する*1前に、進路変更とかなぜ考えないのか、よく判らない。やっぱ「AならばB」の単一をもって良しなのか。>博識なオレ様学究
「末は博士か大臣か」といわれてた権威の失墜が、ちと話題になってる博士が100にんいるむら
元々勉強ギライで中卒高校中退でプーになるひと*2ならともかく?、博士になる位そんなに長い期間勉強してるんなら、自己能力と学問可能性と社会のニーズに早く気づけよって、まず思うんだが、ワタクシそれ程勉強したことナイので、この「自虐でもりあがる連帯」風景は、よーわからん。無論、自分が拘るならば、何処までも拘ればいいのだし、教養=ホビーとしての学問で良いではないか。たとえば芸術系なんか全滅だったりするケース、少なくないしな*3
現代では大学進学する者が50%近くいるという中で、論文とかの卒業審査を経ないで、高校のように単位さえとれば学士様になれる学校も多い。世界水準でみても学校自体の「質」が落ちたとも、いわれているが、さて、それでは、底辺が拡がった為かトップがいなくなった為か、それははっきりしない。

*1:学卒無業者は今に始まったハナシではなく、昔はそゆのを「書生」といった。「書生書生と莫迦にするな、末は太政官のお役人」という書生節が明治の学校令が発令された年に大流行

*2:正社員と比べると生涯賃金で3億も差がつくと、まったりする若いプーに政府はシリをたたくが、その階級差/不平等感に若者が気が付いたら一番困るだろうに…

*3:ホンの2〜30年位前は「進学したい」などといおうもんなら、「家はお前を遊ばせておく余裕なんかないよ」とキッチリ止めたもんである、庶民では。