2005-05-14から1日間の記事一覧

生活蔑視

自由主義(≒皇国)だろーが自虐だろーが、どっちの〈史観〉もなんだか現実バナレしてるのは、戦後経済発展という経済現象を取りこんでない、、、てゆーか、経済蔑視がその根底にある。 んぢゃあ、その経済蔑視ってドコからくるかと考えるに、学問思想=高尚…

学卒無業者

新知識=学問を身に付けさえすれば、即、生活の糧とならない現代で、かっての既得権益=身分に見あった利益を長々と主張する*1前に、進路変更とかなぜ考えないのか、よく判らない。やっぱ「AならばB」の単一をもって良しなのか。>博識なオレ様学究 「末は博…

武士の没落

前回id:hizzz:20050510江戸も明治も構造の変遷はあんま変わらんとカキコしたが、無論大きな変化がある。建前上「士農工商」から「四民平等」になった文明開化で、武士は「平民」化したと同時に、廃藩置県や秩禄処分により全国的に失業。 しかし大変なのは明…

武士の形骸化

以降、朱子学を含めて漢籍が武士のアイデンティティの為の基礎教養となる。そうして元々サバイバルの為の殺戮技能は、実力行使を封じられて武芸になり、後には武士道と転ずる。 こうして武士は血なまぐさい肉体労働者から、知的支配階級へと変貌する。『宮本…

武力解体

「天命」を受けた子孫(=徳川家)によって完成する社会。封建身分固定制。「天下」がメタ的に生涯身分保障してやる代りに、実力行使な「下克上」ダメとなった時、ではいかにその「天命」とやらを衿を正して受け入れるか、ということが武士問題となったんだ…

霞の食べ方

前回の続き、ね。