発想

あ、さて。ちょー平たくすれば、発想のやり方とは「演算思考(四則/交換と逆転/直列並列の入替/鏡像/拡大縮小)」「思考探索(集中分散/時分割/第三要素追加/界面変更/要素の入替)」に分解される。http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/
え、オレ、文系ビジュアル感覚だから、んな理数系演算なんか知らねー関係ねーという向きでも、よくよく言動観察整理してみれば、これはあてはまる。たとえば、非モテという思考は、不利な現実をそのまま拡大解釈して可能性をひたすら減算してることに他ならないし、小真目な奴がモテるというのは、その不利な現実の中の可能性を交換したり逆転したりして、相手によってフレキシブルに界面(接触の仕方を)変更してるってことだろーし*1
しかし、残念ながらTRIZ、創造ネタをゲットしてそれを構造化するトコまでは、体系づけられてても、そこから先、それをどー具体的に使うか?ということ迄はカバーしてない。ま、元にした体系ネタはなんせ特許=部分だもの。
非モテ論も、建前と実益とで違ってみえてても、本音=実益のトコで最適の発想を用いて最大の効果を引き出しているか否かという検証が自己に問いなおされて、その帰結で満足ならそこでその思考は終了する。が、得てして満足していないものを、満足してるように論理の入れ替えをおこなうという部分的に都合よかった解を繋げてった結果、当人でさえ欲してもなかった妙なトコ(萌えない非モテ社会派論)に総体としていってしまっているのが現状ではないのか?
したから、問題は、前提条件/現状というものに対する観察力と発想の使い方つーことになる。

*1:いくら最高の資質であると中身を誇示しても、それは「交換」されないかぎり使用価値すら生じないという「関係性の価値づけ」=関係性による連帯を、どう捉えるかというのがモテ非モテ思考の発想原点である。