ホワイトカラーエグゼンプション

ところで正社員だって、安穏としてられない。厚労省労働政策審議会に於いて、労基法改正が話し合われ、その中で労働時間の撤廃「ホワイトカラーエグゼンプション制度」 が議題となった。これはどういうことかというと、従来管理職に適用されていた時間外労働無賃金=裁量労働制を、ふつーの事務職リーマンにも年収でくぎって適用しようというということである。まー、残業代めあてとか「場」のお付き合いでダラダラ仕事してるフリも多いという事実は多々あるが、とわいえ、そこにツメてること自体が仕事という立場もあるから事はビミョー。
ま、多発してるサービス残業未払い問題を、法の厳格適応したい厚労省と巨額の賃金出費をなんとかしたい企業とで、時間規制除外ということで合法にして問題ナイということにしようということがホンネであろう。経団連ではそのライン、年収400万円としたいらしい。
・諸外国のホワイトカラー労働者に係る労働時間規制の適用除外
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/05/s0520-7b.html
・第54回労働政策審議会労働条件分科会 会議次第及び資料項目
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/04/s0411-2.html
ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2005/042.html
・「会社法」の概要
http://www.moj.go.jp/HOUAN/houan33.html