分離するココロ

身体はそんなこんなでー、ココロは武士道…といって纏めてしまいたいところだが、いやぁ、そーじゃない。前にも書いたとおり、『葉隠』が全国に知れ渡るのは明治30年代である。>id:hizzz:20080302
停滞する武家文化そっちのけで、これだけ町人文化が栄えたんだもの。町人思想だって生まれてなきゃおかしい。すっかり忘れ去られているが、神道儒教・仏教の三教合一説「石門心学石田梅岩(1685〜1744)。自分の中に天然自然があり、それが「本心」を構成していてその自分内秩序と天然自然の秩序は「型」でもって繋がって同一であり、その「型」に従うのが自然が「道」となるという。その「道」を極めたものが聖人であり、その為に勤勉と倹約を奨励した。『石門心学の思想』今井淳・山本真功/編
う〜ん、ナチュラルな本当のアタシが持ってる純粋で素直なココロ、これこそ今日的「日本精神資本主義」の源としか思えないんだけど、、、商人教学だから下賤、「士」たるもの、そんなものにかしずく訳にはいかねえ?ってことかな(笑)。