2004-10-11から1日間の記事一覧

研究者

本では、DNA二重らせん構造発見のカリスマ、ワトソンが、日本の研究者に対してはプロジェクトの相応の負担を強くせまりつつも、米国議会に対しては日本脅威論を言い立て、主導権を握り予算を獲得し国際プロジェクトをたちあげていくさまが描かれる。カリスマ…

国際協調と産業化

「国際協調」ああ、ぬぁんて字図らは美しいんでしょう。表で手を組んで裏で壮絶な競争というのはよくあるハナシ。「国際協調」ちうよりも、実際は「国際強調」のプレゼンス意図ってことかな。 日本のゲノム解読は、都合3回の外的脅威(解読終了宣言)にさら…

ゲノム敗北

ヒトゲノムプロジェクト解読完了宣言のニュースは去年大々的に流され、そゆデカくてハデなことの大好きな小泉首相がなにやらパフォーマンス(世界6カ国の首相による共同声明として発表)してたのは、記憶に新しい。ゲノム解読は1991年に国際間プロジェクトと…

Winner?

先週、独)農業生物資源研究所(生物研)のゲノム研究グループ長・佐々木卓治が、国連食糧農業機関(FAO)よりイネゲノム解読プロジェクトの功績を評価され、国際コメ年・科学コンテストの最優秀賞を授与される運びとなった。ふぅ〜ん、そりはメデタイとおも…