2005-01-15から1日間の記事一覧

カラダブーム

前にカキコしたように、ココロブームに引き続いて現在はカラダブームである。絶対/正義をいうこと=理想を追求して止まない現在であるが、そうしたゆれうごくココロ以上の「絶対基準」としてのカラダという意味あいが強い。そしてそのカラダとは、手入れし…

心脳問題

近代以降、体制政府も右翼も左翼もおしなべて科学/思想/文学といった「教養」は、こういったもの=身体共同体を幸先に排除すべく身体矯正を施していった*1。そしてそれが世間にある程度浸透したが故に、「老い」=不能不全状態が過剰なる不安を今日に引き…

中世

身体を把握するってことは、なによりも生命をコントロールするってことに他ならないのではないだろうか。人間が他の生命現象=生物とは違う!と大きな声で言い張る西洋思想を始めとして、そうした「生命をコントロールする自我」を持つ=文化文明それこそが…

身体論

前回カキコしたオニババ本著者が免疫学の専門家ということで、真っ先に思い浮かぶのは、多田富雄『免疫の意味論』。これは、他を排除する為に自己をも破壊してまでも自他を厳格に峻別する生理機能である免疫作用を通して、「自己」の意味と作用による影響を…

依り代さがし

カキコに呼応していただいたことに対する、雑駁な(いつもか、そりわ)反応あれこれヨタ。