2004-05-20から1日間の記事一覧

第四世代の10万馬力

id:sujaku:20040520#p3で、「いつだってチェルノブイリの大惨事につながりかねないリスクを自覚しながら」空を飛ぶアトムの両義性を指摘されている。 現代それが実用開発段階に迄達している。持ち運び可能な原子炉としての高温ガス炉である。 元々「高温ガス…

コントロール願望

バブル以降は「差異を作り出しそれを埋める運動に窮々とする」戦略に「科学」もはまっていったとする池田清彦は言う。大衆民主主義と資本主義を支えている科学技術の価値基準は、再現可能性と客観性にある…科学技術に基づく、様々な社会制度や装置は個々人の…

感性科学

ワタクシ的には、これでアトム的な感性「科学」を終了させられたんだなつーか、これで残ってたもう一つの「昭和」ロマンをも諦めざるをえないつーか。。。 後は勝手に強くなった円しか残ってない、それでなんとかするっきゃないっと、バブル時代が到来する。…

日米摩擦

70年代後半の自動車・工作機械の日米摩擦は、日本側の「慮り」自主規制というカタチでなんとか回避してした。んがっ、コングロマリット化しすぎた米の殆どの基幹産業は、80年代には次々と買収や倒産で崩壊しまくり。グローバリゼーションの弊害を貿易摩擦激…

汎用プロジェクトX

60年代以降、米国産業はコングロマリット化し設備投資が活発になるが人手が足らないという状況を踏まえて、「科学」は熟練のカンにたよらない「普遍」追求をする。それは汎用機の開発競争となって現れる。 製造業の中で一番重要なもの、機械こさえる機械、そ…

ロマン

戦時中とある米軍捕虜収容所にて、英語が理解できる日本軍捕虜とみるや否や「進化論」を説く米軍将校がおり、捕虜達の間で不思議がられてたそうな。ある時、弁の立つ英語の達者な捕虜がその将校よりも詳しく進化論概要を述べ「このようなことは日本人なら中…

ららら科學の子

矢作俊彦『ららら科學の子』が、三島由紀夫賞だそーな。 「この懐かしさだけを感じることが出たなら、明日から元気に働くことが出来るというものだなぁ。」id:seijotcp:20040520#p1 さんとこで(上げ底して)言われてるけど、ワタクシとしては、こんなんで元…