2005-01-29から1日間の記事一覧

集団(共産)主義と〈個〉

「連帯」「団結」という集団主義と、フォーディズム(大量生産)は19世紀の双子の思想でしかない。なのに、フォーディズム&ポストフォーディズムを批判する側(社会思想)の根本に、集団主義っきゃプロトコルがナイってことが一番の原因。なのになおもそう…

連帯する為の〈個〉

この場合の解決法としては平たくいえば、抱え込んだ既得権益(資本)か自己理想をを捨てるかのどちらかであるが、ま、どっちも捨てられないと。だから第三の道「オルタナティブ」を模索するってことで、とりあえずの自己保留。で、なすすべもなく保留期限ギ…

資本裕福層の罪滅ぼし

どーも、「反資本主義!」とデカいフロシキぶちあげてるひとの中には、実は親にマンション買ってもらってたり、生活費はもとより、大学在籍満期+大学院などの授業料を親に負担してもらってたりという親族資本注入充実組(文化資本+社会資本+経済資本)な高学…

反資本主義運動の自己矛盾

商品サイクル/会社の寿命というのは確実にあり、一時期いくら権力化したとて、一定量を越えて飽和状態を迎えたら、衰退に向かう。マクドナルドが価格ガリバーでありえたのも数年でしかない。そして全ての価格は市場価値によって再編成される。そうした上に…

ユートピアな趣味生活

『スーパーサイズ・ミー』を見ても、あれを反資本主義映画と見るのは社会思想主義者でしかない。そゆ生活をおくるのは、そゆ「趣味なヒト」としかみなされない。何故なら、単一ファーストフードという商品自体が、とっくに世の中では陳腐化しているからであ…

モダニズム

文学/芸術などと称される19世紀文化は、資本制度化する(=商品化)ことに依って始めて、文学/芸術として成立ち現在まで生き残ったりしてるんぢゃあないんだろうか。たとえ「アバンギャルド」などど自らを称してもそれは変わらない。ヴォルプスヴェーデ、…

「労働」の形而上学

週刊新潮に拠れば、文学畑の学者が訳した『資本論』が売れてて、マルクスブームなのだとか。無論このハナシのミソは「文学」つーとこにある。 『資本論』が、「経済論」なのか「社会論」なのか、はたまた「思想(文学)論」なのかその解釈(批評)は、解釈の…

「正しい」余剰の趣味生活

延々、くだくだとカキコしてるけど、演繹的世界の中で批判するターゲットの状況が変わったら、当然批判状況も変わって先に決めた方法が通用しないことがあるって、ナンでつゆ程にも考えんのだろーというのがソボクな疑問なんですが。。。