2004-01-01から1年間の記事一覧

Nif、TTY全廃

来年3月で終わりだとか。う〜ん、とうとうくるべきモンがきたってことか。ある時代の幕が正式におりた。 かなり前からささやかれていたので、特に衝撃はナイし、とうにシフト変更しているので実害もナイ。いや、またその「実害がナイ」といいきれてしまうほ…

晴耕雨読

本好きの人は「本に没頭して生活したい」という。芸術家は「作品のことダケ考えて生活したい」という。それにならうなら「しっぽ」を生活のメインにすれば、といった考えもライフスタイルとして出てくるかもしれない。そんな理想趣味生活を描くのは解らない…

しっぽ

ほいではナニをカキコしてるのかといえば、そういった日常からハミだす「しっぽ」の部分だ。この「しっぽ」は、だらだらずるずる長い。長い割には、はっきりいって、どーでもいい愚にもつかないことだ。とぐろ巻いて存在感を誇示する割には、金にもならず、…

仕事と趣味

んで、ブログやるってなったら、ナニ書くかってのが問題となる。それも「書き続けられるネタ」。大抵のひとは、発信すべき「共有すべき有益」な1次ソースなんか特にない。そうすっとソースは、趣味ごとか、勉強ごとか、仕事ごとかってのが定番となる。 現在…

人生には色んな優先順位がある。なにはともあれ生きてく為にしなければならないことや、した方がいいことの他にも、自分的にはひどくプライオリティのひくい事であっても、状況的に対処しなくちゃならないことだってたんとある。…そんなこんなで、時間はどん…

余剰生活

激忙。…とはいっても、もうはや恒例行事。

信じる者は救われる?

バッシャー行為は、そのひと固有のキャリアや能力や階層には関係ない。「AならばB」といった理想自己像が強い者/強い社会であればあるこそ、容易にこの手段のとりこになる。と、いうことは、理想自己そのものが、現実社会では異質であるということを示して…

均一社会の異質

それでは均一社会の異質とは一体ナニか?それは「自己」。なによりもそうした「正統モラルに忠実な善き自己」からハミだす自己である。マジもし自分がまったき「善き自己」の中にいると完璧に信じて疑わないのなら、それは逆に自己がない=からっぽな自分と…

ガス抜き

価値観の違う中に自己を置いて、気がつかなかった自身を発見するというやり方は、別段とっぴな発想ではなく、むしろとてもオーソドックスである。でー、その「価値観の違い」なんだけど、金と暇のあるひとならともかく、無理して遠方の危険地帯にわざわざ出…

私を探しに

情報社会の基本条件として、価値観/選択肢が多ければ多い程、自分にフィットしたものがドコかに既に存在してるはずって思って、それを探すことにせいを出すってことは、別段、特異な判断行動ではない。ただ、その行為が自分に満足するライフスタイルにあり…

コリない我等

ここんトコ、はてなの登録方法変更で激怒&困惑してるネット人の心証はすごくよく分かる。ハデでオシの良いトップダウンな方法論ばかりについつい目をとらわれてしまいがちだけれど、それと現実とのフィクスの仕方ーあり方の亀裂に目を向け埋めていくってこ…

政治的殺人

見付かった遺体は、星条旗にくるまれてたという*1。イラク入りする前にレバノンテルアビブに滞在してたというのも、アルカイダ系連中にとってはかなり刺激になったとする向きもある。ネットに流れた拘束ビデオで彼は小さく弱々しい声で「すいません」といっ…

イラク人質殺害確認喜悲劇

今回の事件はid:hizzz:20041030でカキコしたが、その後31日バグダッドで発見されたアジア人らしき遺体は、香田証生さんと指紋照合されたらしい。最悪の結果が確定しつつある。そのひとがドコのダレであろうとも、改めて故人達の御冥福と遺族へお悔やみを申し…

ジコチュウ

ちょと前、2001年のアジア14都市での15〜54歳の男女調査が博報堂であった。それに拠ると日本は、一番「現状満足」が低く自分への関心が高いが、香港や上海に比べ「自己充実」欲求が低く、「流行には刺激を受けたくなく」「多くの人からかわいがられたくない…

ラヴ&ピース

イラク人質事件ということで、先に人質になって開放された5人と香田さんは比較される。そして、香田さんのイラク入りは「個人的理由」だからよけいダメなんだそーな。先の5人の元人質や平和運動家とやらの中にも、そういう論調があるという。なんだかなぁ、…

ダイハード

ワタクシここんトコ、ネットをヲチする暇がない為、オンラインニュースをいくつか読んだ程度でこれを書く。 イラクで香田証生さんらしき暴行された遺体が発見されたようだ*1。なんともむごく、いたわしく残念な結果。母親が会見され一生懸命フォローなされて…

国が育てる「サイエンスライター」

http://www.asahi.com/science/update/1020/003.html なんだかなぁ。まずもって官僚が自分の作文を分かりやすくカキコすりゃーいーんぢゃん。そんなんより、高木仁三郎がやってきた「市民のための科学」みたいなのの方が、めちゃんこ大事やん。あ、お上の政…

国が燃える

南京事件をめぐる宮本ひろ志マンガへのクレーム。あちこちでとりあげられてるから、今更カキコすることもないんだけど。が、共感と反感の対立軸の中で選択肢を潰していく「集団自殺」行為は、いつの間にかのっぴきならないトコで立ち往生することが、いっぱ…

練炭オフで集団心中

この事件については、↑のような不謹慎な言い方をあえてする。またぞろネットの闇とかもちだされている。生きている上で発生する色々な不安を払拭する手立てとして、一番てっとり早いのが、自己の強度を高めることだ。で、自己の強度を確認する最大のツールは…

細木数子

「占いは釣り針の先の餌」だ、そーだ。易は変化と精進の学問であって断じて運命にひざまづくことではないという(@文藝春秋11月号)*1。最近の「個性を売り物にしてる」タレントに対する彼女の辛口コメントは、確固とした旧来人生観のパターン化してるから…

オレオレ詐欺

なんにせよ被害にあわれた方は、気の毒ではある。が、いろんな亜流が出てきて、なんだかその騙りの進化とゆーか、応用パターンがすごく面白い。「騙りの文化」って、我々が自明とするセオリーに忍び込むツールでもある。ひとってホントにみたいものしか見な…

電車男本

週刊新潮の電車の中刷に「電車男」が出てて、うにゃっと、目が覚める(笑)。R25に続いて?、とうとう週刊新潮までも…とおもたら、アレなんだな。書籍版元なんだな。>新潮社 なぁ〜んだ、マッチポンプ。しかし、釣られて本を見たヲヤヂの感想はゼヒゼヒ聴取…

けもの道ひとすぢ

う〜ん。ここんトコ仕事ひとすぢに生活してたら、どーも世の中、台風いぱ〜いくるわ、浅間山噴火だわ、地震は起こるわで、気がちる言い訳にはことかかない。てへへ。

発想と技術と場

人間は慣性の動物であるから、なにか新しいもの対応の変更を迫るものが現れたとき拒否をするのは、それまでの生活行動を守るという動物的本能からいけば、自然な行為である。それを納得させるには、納得させる為のカタチ(実証に基づいた概念のビジュアライ…

なしくずし現状維持

例えば、倫理エコ派(原理還元主義者)の反発は、ゲノム学ではそれは稲穂の国の象徴・イネに集中する。遺伝子組み替え作物に対する根本的疑念。農薬商売転じてゲノムでパテント商売替えした化学メーカー独占商法への反発。日本の根幹食料=イネの商品化政策…

善意の自己完結

バーチャルシュミレーションを手に、現在社会科学と自然科学を統合する唯一?のイデオロギー、エコロジー/環境保護という視点から、ゲノムプロジェクトにも物言いがつけられる。しかしその根幹は生命の根幹(自然=神の領域)に手をつけ改変するということ…

閉じたロジック

そもそも日本では「科学的論理思考」はイデオロギーとして流行れども「科学哲学」はマイナー。自然科学では、生命倫理学は出来立てで、まだまだらしい。人文科学が文化/伝統重視で後ろ向きの文献頼りな従来的価値観にひきづられて対応できないのなら、んぢ…

DNA還元主義

先週報道された、警視庁が犯罪者DNAデータベースこさえるニュースを聞くと、シロウト目には、竹内なんとかあたりが喜びいさんで書き飛ばしそうな何でもDNA、還元主義強まるか〜と、ウンザリ。んが、ゲノム学自体は、むしろ逆。ワトソンの唱えたDNAが生命の根…

ポピュラー・サイエンス

…てな訳で、岸 宣仁『ゲノム敗北ー知財立国日本があぶない!』ISBN:4478240973、この本は分厚い、3センチ強ある*1。「ゲノム」専門科学分野感覚とあいまって、読みこなすの大変かな〜と思ったのだが、いざ読みはじめると面白くて一気読み。元々ダイヤモンド…

仕事のポピュラリティ

また…ってゆーか、まだ台風って発生してんのかぁ。ああ、また長くなっちゃった。前回のつづき。