2005-01-01から1年間の記事一覧

Musical Baton

●Total volume of music on my computer いずれのディスクトップも、0。パソコンでは音楽聞かない。んがっ、ノーパソには何故か、9.53GB音源入ってるなぁ(苦笑)。これは、最初は面白がって入れて、あーだかこーだかしてたんだけど、早々、編集作業にアキち…

ウ〜、といえば、マンボ!

ほぼ同時にid:gkmond、id:kmiura、id:flapjackのお3方から御注文が到来。ま、ここんトコ江戸がどーのこーのなどと、マイナーネタに始終してるので、流行の後追いをしてみるとする。マツケンもサンバの次はマンボに決定したよーだし。。。(←要は、ノリだとい…

好き嫌いと共感

もう、お高尚な言葉の羅列による偽善はコリゴリ。だからアタシはアタシの素の感覚をたよりにやっていくのよ。ヤなもんはヤなんだし、好きなもんは好きなんだから、もうその感情以上の奥なんかないしー。ピュアで純粋(ハァト)。と、こう思っている向きも多…

正義

id:lovelovedog:20050611#p1さん経由。 当たり前のことなのだが、「不正」を告発するにはまず「不正」が存在しなければならない。ありもしない「不正」を糾弾することは出来ないからだ。だからこそ「不正」を告発しようとする人たちは「不正」を待望するよう…

新規性

日本というのは不思議な国で明治の四民平等になってから新たな身分制度というものが始まりました。それはなにかというと、別に“華族制度”のことではなくて、“遅れている、進んでいる”ということを尺度とする、開花――知性に関しての身分制です。高邁な理想を…

社会的トラップ

世に陳腐なことは山ほどあれど、その陳腐=トホホでカッコ悪い日常のだからこそ、どーにもこーにもぬぐいきれない原則として営々と引き継がれていることが見える場合が多いのでは、と。

原点のインフラ

なんだか、最近、又やたらid:hizzz:20040716 のキーワードでいらしてくれる方々がいるのだけど、この問題なにか再燃してるのだろうか?なんであれ、ダラダラとしたmyヨタを読んで頂ける分にはありがたいことです。m(___)m 結局「問題の原点」みたいなものは…

思想の源泉

江戸幕府のイデオロギーがこうした帰化中国人のロマンと挫折による情熱にインスピレーションを得ているものならば、明治も又、「御雇外国人」によるそういうハナシはごろごろしている。むしろ、そうした異境の地で露になる自己のロマンと挫折だからこそ、文…

歴史の歯車

今では、儒教も朱子学も水戸学(国学)も過去の遺物扱いで結果的には同格なのであるが、「尊王蔑覇」は江戸時代の民主(=武士)主義と言えなくもない。徳川光圀のいう「皇統を正閏し人臣を是非し輯めて一家の言となす」倫理の持つ根本的なこうした骨組みは…

「過去の精算」

判りやすい具体的な例では、これになる。今一番、アクチュアルとゆーか、政治的カードとしてホットにやり取りされてる問題。自由主義/自虐史観、ウヨサヨ*1陣営のジョーカー。 「神国日本」なイデオロギーを引きずる自由主義史観&ウヨ側は、大日本帝国の「…

「A」のタコ壺

前にカキコしたid:hizzz:20040424けど、「AならばB」の無理さは、図解すれば、こういうことである。 その「A」という前提で「B」=「三角形」にもってくる為にアクロバチックな奮闘をしているんだけど、ちょっと視点をズラすと、「三角形」となる美しい論理…

大雑把に図解

ちょー簡単に説明する。まず、下の図をみてくり。 ま、こんな風に見える物体があったとする。そうすると、大抵の人は、「ああ三角形だな」と認知するだろう。いやそれはそれで、別にどーということはない。 だが、この絵、良く良く見るとなんか繋がり方がヘ…

大雑把なハナシ

前回のカキコは、id:mitahiroshi:20050525によると「問題の整理が大雑把」ということらしい。それは、mitahiroshiさんが注文つけてるトコと、「〈史観〉政治の欲望」というタイトルで主題を明示したんだが、ワタクシの問題としてるトコが、てんで違うからで…

視覚のパラドクス

「視覚の快楽」id:hizzz:20050226でカキコしたのと重複。どーも繋がって読まれてないみたいなので。

政治的隠蔽

国連の常任理事国入りを悲願とする派は、明治100年の願望「一等国入り」を引き継いでいるんだろうな。「国連」って水戸の印篭みたく、それを出せば体制&反体制共に(むしろ反体制側のほうが信仰してる?)思考停止する権威となっているのはいつ見ても可笑し…

主体ハズシの方法論

そゆ方法論自体は現在でも、支配/反支配に関らず到る所に引き継がれてるんじゃなかろうか。 そういう方法論文脈自体の上に己の立ち位置を成立させ、同じようなシステムをとる他者陣営を政治批判しても、それは言葉じり=為にする論争による自己アイデンティ…

政権パターン

江戸/明治〜昭和は、他国との敗戦(朝鮮征伐/黒船&不平等条約)が成立の多きな動力源となり、政権システム根拠に他国のメタ論理(朱子学/帝国主義)を持ってきて勉学補強し、やがてそのメタが一通り行き渡ると解釈変化し(水戸学/日本浪漫派)それが「…

〈史観〉政治の欲望

ちょち、カキコおさらい。

生活蔑視

自由主義(≒皇国)だろーが自虐だろーが、どっちの〈史観〉もなんだか現実バナレしてるのは、戦後経済発展という経済現象を取りこんでない、、、てゆーか、経済蔑視がその根底にある。 んぢゃあ、その経済蔑視ってドコからくるかと考えるに、学問思想=高尚…

学卒無業者

新知識=学問を身に付けさえすれば、即、生活の糧とならない現代で、かっての既得権益=身分に見あった利益を長々と主張する*1前に、進路変更とかなぜ考えないのか、よく判らない。やっぱ「AならばB」の単一をもって良しなのか。>博識なオレ様学究 「末は博…

武士の没落

前回id:hizzz:20050510江戸も明治も構造の変遷はあんま変わらんとカキコしたが、無論大きな変化がある。建前上「士農工商」から「四民平等」になった文明開化で、武士は「平民」化したと同時に、廃藩置県や秩禄処分により全国的に失業。 しかし大変なのは明…

武士の形骸化

以降、朱子学を含めて漢籍が武士のアイデンティティの為の基礎教養となる。そうして元々サバイバルの為の殺戮技能は、実力行使を封じられて武芸になり、後には武士道と転ずる。 こうして武士は血なまぐさい肉体労働者から、知的支配階級へと変貌する。『宮本…

武力解体

「天命」を受けた子孫(=徳川家)によって完成する社会。封建身分固定制。「天下」がメタ的に生涯身分保障してやる代りに、実力行使な「下克上」ダメとなった時、ではいかにその「天命」とやらを衿を正して受け入れるか、ということが武士問題となったんだ…

霞の食べ方

前回の続き、ね。

2度あることは、3度アル?

日本の歴史の特異なトコは、常に実質支配と名目支配が常に分化してた…というより、実質支配権力が自らを保証するというカタチをとることがなかったということにつきる。 とゆーわけで、結局、江戸も明治も変わりゃせん。「徳川」→「薩長」、「中華」→「西洋…

神国ファンタジーの誕生

それが徳川300年間の内に消化され変化していく。300年鎖国して入ってこないんだから、外来の元ネタはさすがにつきる。そしたら、なんかを足さないと「研究」としては成立たない。そんな中で、文学/日本語を研究してるハズの国学で、「神代文字」までこさえ…

正当性

さあ、これで勅令もGetしたことだし、晴れて天下幕府だ!となるんだが、そーは単純にいかない。絢爛たる安土桃山の末の思想としての儒学、中でも朱子学が登場する。徳川の成立ちがこうして傍流からのしあがったものならば、幕府=日本も又、傍流であると意識…

天下統一の資格

天下分け目の関ケ原の戦いに家康が勝ち、江戸幕府が出来た。というのは史実だが、「お手続き」上では、朝廷から「征夷大将軍」を拝領したからこそ、幕府を開けたのである。単に豊臣や数多の戦国大名を制圧したダケでは将軍職には付けないのである。将軍職は…

必要は発明の母

日本は、明治政府が作り上げた「国家」という論は結構浸透している。では、その前は?

ジャパン・バッシング

日本が侵略行為をアジアに謝る論争に於いて、戦後のドイツと比較されるが、一番際立った違いが謝ったか謝らないかという論点なら、どうしてそうなのか考えないといけない。 ドイツの負は、「ナチス」もしくは「ナチスドイツ」という明確な区分整理ができたの…